山 行 報 告
2015/1 / 10〜12     八ケ岳・旭岳東稜        メンバ:山本、大谷、越野  記録:大谷

【コースタイム】

(1月10日)
7:30AM中央林間駅発〜美し森駐車〜13:40出合小屋(幕)

(1月11日)
6:30出合小屋(幕)〜10:30旭東稜取付き12:00〜下山14:30〜19:40(幕)

(1月12日)
7:00下山

【記 録】

(1月10日)
 美し森駐車場には車が7〜8台。出合まで林道を3時間、雪は例年並みだった。小屋にテント2張り。
 平坦地を足で整地してテントを張った。14時頃から新年会、ビールで乾杯し、今年予定の山行をネタに歓談。

(1月11日)
 隣の「大阪パーティ」は5時に出発、我々は6時半。尾根沿いにトレースを追い、稜線手前の悪い氷結した草付を越え、取付きに到達すると、大阪の4人が登攀の準備をしていた。
 大阪の最後尾がでるまでなんと1時間半待つ。2ピッチを登って既に14時半。あまりに時間がかかり過ぎる。
 冬壁を登るには明らかに技量不足だ。先行がこのペースではビバークになると判断して、下山を決定した。
 我々もロープがキンクしたり、深雪でルートを外したりで、HL下山となってテントに帰還したのは19時40分になった。ともかく、ビールと越野さんの牛肉しゃぶしゃぶにありつけたのは嬉しかった。
 大阪は結局23時を過ぎても帰らなかった。もし後続していれば、当然ビバークになったが、各自、ガスコンロ、ツエルトは準備していたので、命は(多分)助かった思うが、それなりに辛い夜にはなっただろう。
 下山は正解だったと思うが、ロープキンク、ルート外し、などヒヤッとする場面もあり、装備点検、技量準備など反省すべき点などもあった。ガス、ショベル、銀マットは冬山では原則全て個人装備です。